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2018.07.02

代表ブログ

看護職の働き方

 

昨年度に引き続き、日本看護協会の

看護職員の多様なキャリア支援検討ワーキンググループの委員となりました。

 

毎年、約6万人の看護職が生まれますが、

1年以内に辞める新人が7.5%。

 

最近は、目的を見失う人や

できているのに自己肯定感が低い人がおり、

ゆとり世代の特徴が現れており、

そのことを把握して、

マネジメントしていくことが大切。

 

また、新人看護職は奨学金制度で3年はなんとか働くが、

その後に転職することが多いのも特徴。

 

一方、60歳以上の看護職が11%を占めるようになり、

今後も、この世代の労働力が大切。

しかし、役職者が再雇用で六掛けの給料になるなど、

プライドもあり、同じ職場というよりは、

他に転職したほうが良いケースも出てきている。

 

このように新人とプラチナ世代の特徴があるが、

20代後半から50代前半までの働き盛りの世代の特徴は、

50代前半までに5施設以上で働く人が半数以上いること。

 

そして、病院で離職が多い現場は、「休みが取れない」

「残業が多い」という問題が多く、

離職→質が上がらない、の悪循環になりやすい。

 

ということで、

・看護職として初動(新人としてズッコケない)

・看護職として安定飛行(キャリアチェンジしつつも働き続ける)

・看護職として緩やかな着地(良い意味で延命キャリアを全う)

という流れがあります。

 

今後も、日本全体で看護の需要は増え、

看護職員がやりがいを持って働き、

医療・保健・福祉に貢献していくために、

・看護職の初動をうまくいかせるためには?

・安定飛行を続けるためには?(途中に乗り換えてでも)

・走れるまで走り続けて頂くためには?(無理はNGですが)

ということを、看護職のニーズやキャリア課題に沿って、

対応していくことが求められます。

 

委員の方々と話す中で、

ナースセンターの意義やハローワークとの違い、

今後、必要となる労働政策など、

大変勉強になります。

 

また、今回もデータ分析で本質的なところを把握しつつ、

実際に看護職員がやりがいを持って

働く総量/働ける総量の割合を高めていくために、

ウェブ開発で普及・啓発をしていくことになりますので、

非常に重要な取り組みとなりそうです。

 

ケアプロでは、新卒訪問看護師9名がこれまで離職はありませんが、

今後は様々なキャリアアップやライフイベントで

良い意味で離職していくことになります。

 

また、新卒に限らず、一緒に働く仲間のより良いキャリア実現と

経営側としての人財の質と量が向上していけるよう、

今回の委員会での知見をいかしていければと思います。