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公開日:2019/07/02 最終更新日:2019/07/11

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スター誕生

新人訪問ナース応援フォーラム
「君こそSTARだ! 新人ナースが輝く在宅看護」が、

2019年6月29日(土)13:30~17:00に札幌医科大学にて開催されました。

 

北海道においても、訪問看護の人材確保は喫緊の課題であり、

2018年3月に道内の在宅看護教員有志による

「新人訪問ナースを応援する会(スタタン)」が結成されました。

今回、その取り組みの一環として、

「新人訪問ナース応援フォーラム」を実施する運びとなりました。

 

行政職員、大学教員、訪問看護管理者、新卒、学生など、

100名以上が集まりました。

 

道内は広く、プロペラ機で参加される方もいました。

 

道東勤医協訪問看護ステーションすこやか@釧路や

訪問看護ステーション母恋@室蘭における

新卒訪問看護師の採用・育成・実践、

北海道内での新卒訪問看護師に関する調査結果、

ケアプロでの新卒12名を採用してきた仕組みなど、

話し合われました。

 

調査結果からは、道内13大学のうち11大学から回答があり、

学生のうち0.6%は、「卒後すぐ訪問看護をやりたい」ということで、

新卒看護師は全国5.5万人/年の0.6%は、330人となります。

 

いつかやりたい学生は30%以上おり、

今後の学生教育で在宅看護が卒業間近ではなく入学後早期に実施される検討が進んでおり、

キャリア候補としての検討が前倒しされ、0.6%が伸びる潜在可能性が高く、

30%とはいわずとも、10%にもなれば5500人。

 

受け皿が準備できるか、今後も要フォローですが、間違いなく、

訪問看護業界における「変化要因」として、診療報酬や介護報酬、テクノロジー、

需要変化、よりも、供給変化が、最大の変化要因となります。

 

量だけでなく、質が問われます。

さらに、教育投資があるため、経済性が問われます。

 

こういったこともあり、ケアプロからは、下記のポイントをプレゼン。

1.なぜ、スターが必要なのか?(需要)

2.スター候補はいるのか?(供給)

3.スターの発掘(採用)

4.スターの階段を上がるために(教育)

5.スターをプロデュースする投資対効果(経済性)

6.スターの輝き(キャリア)

 

フォーラムが終了し、

「スター誕生」という素敵なネーミングで、

いつの時代もスターが社会を変えていくこと、

スターを支えてくださる方々がいらっしゃることを実感しました。

 

フォーラム後に、看護学生らが、

少し恥ずかしそうに、でも熱心に質問している様子が印象的でした。

※昨年、ケアプロに北海道からインターンに来た学生が数名いました。

 

数年後、スターが誕生し、北海道の在宅医療を開拓していくことを願っています。

 

「Boys, be ambitious.」

William Smith Clark

 

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