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公開日:2014/11/25

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新しい医療のかたち賞 授賞式

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11月23日、医療の質・安全学会が主催する第8回「新しい医療のかたち賞」を受賞させて頂いた。当日の朝、学会副理事長の永井良三先生(自治医科大学学長)と、宿泊していたホテルでばったりお会いした。8年前、私は東大病院の看護師、永井先生は東大病院の院長。永井先生からは「(ワンコイン健診などを)経済産業省も推進していますね」と言われ、8年で色々と動いた一つの証が今回の受賞であると思った。
これまで、ベンチャービジネスや社会起業の賞を受賞したことはあったが、今回のような医学界からの受賞は、初めてであり、私たちにとって大きな意味があった。2008 年 11 月に、中野に“セルフ健康チェック”の第一号店を開設した当初は「自己採血でも医師が必要」と言われ、自己採血検査の安全性が疑問視されたこともあった。そのため、表彰状を髙久史麿先生(日本医学会会長、本学会理事長)から頂いた時は感慨深かった。3年前に、髙久先生に相談に行った際は、「まだ利害関係者からは理解は得られないかもなぁ」と言われた。ただ、今日は「ケアプロのお店に行ってみようかな?」とニコヤカだった。
ケアプロ以外には、「薬害オンブズパースン会議」と「NPO法人 いのちにやさしいまちづくり ぽぽぽねっと」が受賞した。第1回から含めると合計24団体が受賞したことになり、過去の受賞団体は受賞後はメディアでの注目も増えて、活動が飛躍しているらしい。新しい医療の取り組みの登竜門的な存在となっているようだ。
医学界から受賞させていただけた要因を考えると、1)そもそも、医療の質・安全学会が学術団体としてはユニークな取り組みとして本表彰プログラムを作ってくださっていること。2)厚生労働省から「検体測定室」のガイドラインが出されるところまで新しい医療のかたちの開拓に寄与したこと。3)新しい医療のかたち賞の選考をしていらっしゃる方々がたまたまケアプロのことを知っていたこと。大熊由紀子選考委員長(国際医療福祉大学大学院教授)からは、ケアプロでは「制度に触れないか、儲かるか、ではなく本当に社会に必要か」を問いながら、プロフェッショナルとして、新しい医療の形を生み出していると評価していただき、光栄であった。
授賞式には、ケアプロ創業前から東京大学医療政策人材養成講座同期生として応援をして下さっている鈴木さん(ファイザー)と丸木さん(国際医療福祉大学)も駆けつけてくださり、授賞式の後に、とんかつを食べに行った。親戚のおじさんのような方々であり、このような方々が今まで見守ってくださっていたことが、ここまでやってくることができた原動力だったと改めて思った。今回の賞に恥じぬよう、これからも新しい医療のかたちに挑戦し続ける。