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日々の実践から:やりがいを感じる瞬間

社内活動の紹介

投稿:2017.03.31  更新:2021.02.24

日々の実践から:やりがいを感じる瞬間

弊社の山田看護師が3度以上の褥瘡処置のために連日受け持ちをしているご利用者様がいらっしゃいます。
寝たきりで認知症状悪化もあり、ケア中は拒否が強く、一時期は褥瘡処置ができない日もありました。
山田看護師は褥瘡に至った経緯や御家族との生活環境、御本人様の趣味や好きなことなど
沢山の生活に関する情報を集めるよう努力をしています。
どのようにしたら御本人との信頼関係を構築できるのかどのような生活をすることを
目標にすれば御本人様のためなのかなど、日々スタッフ間でカンファレンスを積み重ねています。
褥瘡の治癒を目指すだけでなく、これから先、褥瘡を発生させないための生活の調整、
その他の合併症予防のために、現在も力を尽くしています。
山田看護師のある日の日報から(弊社では毎日、日々の学びをお互いに共有する為の日報を社員全員に配信しています。)
『本日、初めてAさんの笑顔を見ました。そして、「また来て良いよ」と。
ここまでAさんが心を開いてくれたのも、みなさまからのご助言のおかげです。ありがとうございます!』
褥瘡だけではなく幅広い生活や身体のアセスメントを通して、
ご利用者様との関わり方のポイントを発見できたとき、訪問看護のやりがいを感じる瞬間です。