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訪問看護師の日報より『はじめての単独サービス担当者会議』

訪問看護師の日常

投稿:2017.09.15  更新:2021.02.24

訪問看護師の日報より『はじめての単独サービス担当者会議』

新卒から訪問看護をしているスタッフが、2年目となり、はじめて一人でサービス担当者会議に参加してきました。

サービス担当者会議は、医師やケアマネ、ヘルパー、福祉用具、訪問看護など、それぞれのサービス担当者が集まり、利用者様・ご家族と今後の療養方針やサービスの利用方法を決める重要な会議です。
直接、関係者とサービス調整を行う貴重な機会なので、1週間・1か月・その先のことも考えながら看護師として意見を述べたり、みなで検討する力が求められます。

2年目となり、はじめての1人で担当者会議に行けるようになり、また1つステップアップしました。
また、その会議の出来事からの学びも、とてもハッとさせられる内容でした。

――以下、日報より――
初めて単独訪問でのサ-ビス担当者会議に参加してきました。
突然決まったサ-ビス担当者会議だったのでうまく話せるか緊張する間もありませんでした。
訪問先でのケアやアセスメントだけでなく、生活全体をみながら関係者と調整していけるように、日々やっていきたいです。
サ-ビス担当者会議のなかで、新しいベッドが搬入されましたが、その際に福祉用具の方が「掃除機ありますか?」と利用者さまに声をかけておられました。
もともとあったベッドをどかした、普段の掃除では届かない場所にほこりがたまっていたのだと思います。
ただ福祉用具を交換するだけでなく、そうした配慮や気遣いを自然にされているのが素敵だなと感じました。
時間に追われたりしていると、やるべきことしか目が向かなくなりがちですが、ちょっとした気づき、気遣いを大事にしていきたいなとその方をみて思いました。
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利用者さまやサービス関係者みなさまから、新卒訪問看護師は育てていただいております。