質の高い看護サービス

在宅で療養しているご利用者様が望む生活をフットワーク軽く、サポートさせていただいていることが私たちケアプロの最大の武器です。しかし、フットワークの軽さだけでは、私たちの目指すミッションの達成には不十分だと考えています。

「若くてもケアの質は抜群」と、ご利用者様や地域の皆様から全幅の信頼を頂けるステーションを目指しています。着実に、リピートしてくださる地域の医療機関やケアマネージャー様、ご家族の方も増え、より良いケアの提供に取り組んでおります。

2016年現在では、小児から超高齢の方、在宅でのお看取りを希望されている方など幅広くサポートさせていただいております。利用者数は、200名、年間の在宅でのお看取り件数は、2事業所で80件を超えました。また、障害を抱えながら、社会生活を送っているご利用者様へは、夜間の定時訪問も実施し、社会生活の継続を支援させていただいております。また、独居や老老介護の世帯のご利用者様へもケアを提供し、住み慣れたご自宅での療養、ご利用者様らしい生活の実現に取り組んでおります。

2016年4月より、居宅介護支援事業(ケアプロ在宅支援センター東京)を開始しました。看護師のケアマネが中心となり、ケアマネジメント業務を行い、訪問看護と綿密な連携を図り、ご利用者様の療養を支援しています。

訪問看護にチャレンジするうえで、新人訪問看護師の共通の悩みは「同行訪問の回数が少ないこと」※ 看護師不足に悩まされているステーションが多いことに加え、同行訪問は経営を圧迫するため仕方ない面もあります。 しかし、一人でケアにあたる訪問看護では、「自信を持って単独で訪問できる」ことが特に大切だとケアプロは考えています。 これまで構築してきた教育プログラムを基に、同行訪問と振り返りを十分な回数行います。

私達もまだまだ成長途中、答えを与えることは出来ませんが、共にチャレンジしてくれる仲間の熱意には、徹底的に応えていきます。 特に、私たちケアプロは、看護基礎教育を修了したての新卒看護師も積極的に採用し、育成に取り組んでいます。新卒に特化した教育プログラムを有し、日々、ステーション全員で、育成に取り組んでいます。活躍している新卒訪問看護師は、訪問看護の魅力を体感しながら、成長を続けています。

働き続ける組織の実現

ケアプロには、新卒からベテランまで個性あふれる看護師が働いています。看護師の平均年齢は、30歳前後で若いスタッフの多いステーションということが特徴です。看護師として、柔軟に学び、多くの実践を経験し成長しています。日々訪問看護に真摯に取り組んでくれるスタッフを適切に評価できるシステムを開発しています。また、24時間365日、緊急コール対応を継続して提供するために、夜間待機を担当するスタッフには、十分な手当を福利厚生として準備しました。

日々の訪問看護業務や教育体制、組織運営、福利厚生や外部との活動など、ケアプロにはまだまだ改善すべき課題は多くあります。働いているスタッフ自らが困ったこと、改善したいこと、解決策を建設的に発言できる場があり、改善すべきことは、プロジェクトとしてスタッフが中心となって改善策を考え、より働きやすく、質の高いサービスをご利用者様に提供できるように作り上げています。

キャリアアップを目指すために大学院に通うスタッフや副業や兼業などで短期間勤務を希望するスタッフもいます。このようなスタッフも働き続けられるように週4日8時間労働や週5日6時間労働など多様な働き方を実現できるようにしています。また、妊娠や出産、育児などライフステージにあった支援を行なっており、妊娠中のスタッフには、シフトの調整やご利用者様宅までタクシー使用を推奨し業務負担を軽減しています。ケアプロが継続してご利用者様に良質なケアを提供するためには、やりがいを持って働き続けられる組織づくりが何より大切だと考えています。

ケアプロは株式会社で、地域経済活性化支援機構(政府ファンド)より出資していただき、国から期待されている役割や期待を継続的に発揮できるよう支援を頂いております。また、役員には、ビジネスのプロや弁護士も在籍していて、より安定した会社経営を目指し、取り組んでいます。

地域包括ケア連携

地域包括ケアシステムの中で、訪問看護師に期待される役割は大きいと考えています。その中で、訪問看護師の役割を地域の皆様に理解していただき、より発展できるように様々な活動を行なっています。

2015年には、訪問看護の現場を多くの方に知っていただこうと写真展を開催しました。

まだまだ前例の少ない新卒訪問看護師を広めるため、2014年より聖路加国際大学と全国訪問看護事業協会と共同してきらきら訪問ナース研究会を発足しました。意見交換会、全国実態調査、「地域で育てる新卒訪問看護師のための包括的人財育成ガイド」の発行、新卒訪問看護師の育成に関わる訪問看護事業所管理者・教育者などへの講習会の開催などの活動を行なっております。

2016年度には、日本看護学教育学会にて新卒訪問看護師の教育体制や日々の実践について発表いたしました。

そして、より新卒訪問看護師の教育プログラムの普及を目指し、「ケアプロ式新卒・新人訪問看護師教育プログラム」という形で学研秀潤社様より出版いたしました。

訪問看護をより広めるため、様々な活動を行なっています。

2015年より、若者による地域課題解決に向けたチャレンジを推進する島根県雲南市と、同市内で若者や市民の地域活動を支援するNPO法人おっちラボとケアプロが、地方創生事業として、中山間地域における訪問看護事業のビジネスモデル化、訪問看護の現場支援に取り組んでいます。その他にも、滋賀県看護協会など全国の看護協会と協力して、訪問看護の教育支援、ICT活用支援の講演やコンサルを積極的に行なっています。

様々な研究機関との研究活動にも参加させていただいています。

医療看護系雑誌や商業誌などにも積極的に活動をご紹介し、講演活動や教育活動などを行い、訪問看護業界の啓発活動をしています。

退院調整に関わる病棟看護師、在宅療養を受け入れる訪問看護師の看護―看護連携を促進するために、東京医科歯科大学附属病院と協働して、事例検討を通して相互理解を深めるために意見交換会を実施しています。

今後もよいいっそう地域包括ケアシステムの発展に寄与できる活動を多様な関係者と協働しながら実施していきます。