先日、今年度入社した新卒ナースが、以下のような日報を書いていました。

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先週入院されたご利用者様について先輩と振り返りを行いました。
ご利用者様は体調が悪くなり急遽入院となりましたが、自分自身何にモヤモヤしているのかもわからない状態で先輩に質問するにも出来ず、消化不良の数日を過ごしておりました。
しかし本日2回目の振り返りをして、やっと自分が何にモヤモヤしてたのかわかり、納得ができました。

また、意思決定支援について、最期をどこで迎えるか等、医療者は方針を早く定めようと本人に明確な発言を求めがちですが、利用者の話したい人、話したいタイミングを見守りながら関わり続けることが大切ということを教えて頂きました。
一方的な情報を得るための会話とならないよう日頃のコミュニケーションから気をつけたいと思います。
明日の研修ではコミュニケーションについての講義もあるため実践に繋げられるようしっかり聞いてきます!
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利用者さまがどのように暮らしていきたいか、もし最期を迎えるとしたらどこがいいかなど、暮らしに携わる上では、御本人の意思やニーズから看護のあり方を考えることはとても重要です。
しかし、医療者自身がその人が後悔することのないようと焦ったり、方針が漠然としていて定まらないことに不安になったりします。その結果、いつしか「本人にとっての意思決定支援」ではなく、「意思決定を行うこと」が目的になってしまいがちです。
新卒ナースの日報からふと一歩立ち止まってみることができました。

また、その人の人生に関わる仕事だからこそ、看護師一人ひとりの思いや気持ちも大切にしながら、チームとしてで多角的に捉えられるチームづくりを行っていきたいと思います。