日本看護協会の「2040年を見据えた看護のあり方検討委員会」に参加させていただいています。研究者や医師、教育者、政策立案者など、各分野の方々と2040年の社会や看護のあり方を考えるエキサイティングな機会です。
私からは、ケアプロの取り組みも踏まえて、今後の高齢多死かつ人材不足の中で、いかに生産性高く、ヘルスケアサービスを展開して、多くの方の健康に貢献していくのかを提案しました。2015年から2040年までの25年で、看護師一人当たりの生産性を例えば153%高めることが必要ではないかと考えています。そのため、毎年、2%程度の成長が必要になります。153%の生産性向上があれば、給料も1.5倍になってもよいと思います。規制改革や技術活用、働き方の多様化など、様々な取り組みが必要です。
そして、2040年に向けて、次世代の看護リーダーの育成や支援が鍵になります。それぞれの地域や領域において、本気で変えていく方を支援していくことが効果的です。新型コロナウイルスを含めて、大きく社会が変わるときです。大変なことが沢山ありますが、業界の皆さんと連携して取り組んでいけることが楽しみです。
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