血管年齢は実年齢よりも若くできる??どんな対処法があるのかご紹介!
公開日:2021/11/18 最終更新日:2023/10/18
テレビや雑誌、街中で見かけるようになった「血管年齢」ですが、測定をしたことはありますか?
睡眠不足や暴飲暴食など生活習慣の乱れが長期間乱れ続くと、血管も同じ年齢の人よりも老化が早くなる可能性があります。
血管年齢とは?
動脈硬化の進行具合を年齢で表したものです。
血管は歳を取ると硬くなったり、狭くなったりします。
血管年齢が高く出る場合、生活習慣の乱れが原因のひとつと考えられています。
動脈硬化が進むと、血管が詰って心筋梗塞や脳梗塞に、血管が切れると大動脈乖離や脳出血を引き起こします。命の危険がある病気のリスクが高くなります。
動脈硬化を進行させないように、日々どのように生活すればよいのでしょうか。
血管年齢が上がる要因と病気のリスクは?
血管年齢が実年齢以上の場合、動脈硬化による大きな病気の可能性を秘めています。
主に下記の異常がないか調べ改善することが大切です。
・高血圧
・脂質異常症
・糖尿病
・高尿酸血症
など…
日々の生活習慣の積み重ねが動脈硬化を予防するポイントになります。
例えば食生活について3点考えてみましょう。
❶糖質の摂り過ぎは?
糖質過多により血糖値の高い状態が続くと、血管の細胞を傷つけます。
血管が修復される際、次は傷つけられないようにより丈夫な状態になります。
傷ついては治りを繰り返すことで、血管が硬くなります。
❷脂質の摂り過ぎは?
脂っこいものを食べ過ぎると、上手く分解、貯蓄しきれなかった脂質が血管の中を彷徨います。
脂質は、血管の中にプラークとして溜まり、血液の通り道を狭くします。
狭くなった血管を、狭くなる以前と同じ勢いで血液が流れると、血管に負荷がかかります。
強い負荷に耐えるため、結果的に血管が硬くなります。
❸塩分の摂り過ぎは?
塩分を摂り過ぎると、のどが渇きませんか?
水をたくさん飲み血液量が増えると、たくさんの血液を押し出すために心臓に負荷がかかり、血圧が上がります。
高い圧力に耐えるために、血管はより硬くなります。
その他、運動不足やストレス、タバコが原因として挙げられます。
上記のような生活習慣により血管が硬くなると、血管が切れやすくなったり、詰まりやすくなります
実年齢以上に動脈硬化を進行させないためにも、食事以外の生活習慣も見直してみましょう。
血管年齢を測定するには?
弊社でも血管年齢測定を行っております。
(現在は法人のお客様のみです。一般のお客様へのご提供は行なっておりません。)
最近ではショッピングセンターや美容用品を取り扱っているお店に置かれていることも多くなりました。
より詳細な結果を知りたい方は病院を受診しましょう。
病院では血管の状態を脈波伝播速度やCT、MRI、超音波検査、眼底検査などで測定可能です。
まとめ
・血管年齢とは年相応の動脈硬化なのかを調べるもの
・食生活や運動習慣、タバコなどの生活習慣が大きく関わっている
・最近では手軽に調べることができるようになってきている
・健康診断の結果と真摯に向き合って日頃の習慣化が大切
参考資料
http://www.health-net.or.jp/syuppan/leaflet/pdf/kekkan_wakagaeru.pdf
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/21/032900011/040500002/?ST=m_bodycare
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