3Dプリンターって、医療と関係あるの?
Yes。
今日は、下記のファブナースについて、記載します。
http://fabnurse.org/
ナイチンゲールの時代から「環境整備」は
看護のキーワードでした。
クリミア戦争時は、衛生的な環境整備によって
感染症の拡大を防ぎます。
そして、現代も、
人の自然治癒力を高める「環境整備」には、
朝起きてから寝るまでの間に登場する
・洋服
・ベッド
・部屋
・靴
・歯ブラシ
・防止
・食器
・自転車
・電車
・オフィス
・デスクと椅子
・空調
などなど小さいものから大きいものまで
様々な環境が人々の健康に影響します。
ベッドや靴など、自分に合ったものが大切であり、
特に、病気や障がいを持った人にはいわゆる健常人とは異なるニーズがあります。
それらの環境のいくつかを3Dプリンターで実現する取り組みとして
既に、下記のようなプロトタイプが開発されているようです。
http://fabnurse.org/Works/works.html
今後、更なる開発の中で、
・世の中の課題やニーズの把握
・現在の環境の問題と解決の方向性
・実際の製品化
・ビジネスモデルの確立
・普及によるADL向上等のアウトカム評価
が進められていくと思います。
いずれにせよ、
3DプリンターやAIや遠隔医療など、
プロダクトや技術ありきで
事業化が進みやすいですが
何度も何度も、なぜ、何のために、
を繰り返しながら、
世の中に必要な事業が創出されていくことが大事ですね。
PS
ケアプロも慶應の本事業に関与させていただいております。
田中先生、宮川先生、吉岡さん、その他のみなさん、
ありがとうございます!