厚生労働省の下記の調査研究に関する
第1回ワーキング委員会に先日参加してきました。
******************
平成 29 年度老人保健健康増進等事業
「ホワイトボックス型人工知能AIを活用した
自立支援に資するケアプラン提案の試行的な取組に関する調査研究」
******************
ケアマネの質が更に高まり、
利用者にとってより良いサービスが提供されればと思います。
そして、これを機に、しっかり、人工知能のメカニズムや
今後の活用可能性について見識を深めていきます。
******************
今回の研究の趣旨は、
ニチイ学館で実際に作成したケアプランを、NECのAIで分析し、
自立支援につながるよいケアプラン作成ができるような作成支援や、
経験の浅いケアマネの人材育成につなげようというものです。
NECは、「異種混合学習技術」という高い精度と説明力を
備える独自の機械学習型AI技術を保有しており、これは、
深層学習型AIと異なり、経験あるケアマネジャーの知見
や思考プロセスを機械学習させることで、導き出した答え
のルールの説明が可能となるAIの技術のひとつです。
******************
医療依存度の高い在宅療養者の方々が増える中で、
ケアマネの方々には、そのような方々のプランニングに
苦手意識がある方も多いです。
ケアプロとしても、
看護師等の資格を持った医療に強みを持つケアマネの知恵が、
経験の浅いケアマネの人材育成に繋がれば、という想いもあり、
ケアマネ事業を開始しました。
https://carepro.co.jp/about/press20160530/pdf
AI技術によって、多種多様なケアマネの強みを活かし、
弱みを補う取り組みになれば、と思います。