12周年を記念して、Carepro Healthy Partyを開催します。
当日も、様々な話しがありますが、下記、12年目を振返ります。
■全体
一人ひとりの社員が、MVV(会社のミッション、ビジョン、バリュー)や事業計画の達成に向けて、自身の目標や役割を明確に持ち、成果を出すことで、お客様や同僚、会社から評価される、というサイクルを、100人規模でまわすことで、経営効率が非常に良くなってきたという実感です。
足固めを怠らず、更なる成長ができたらと思います。
■社会にインパクトを提供する事業の仕組みづくり
予防医療は、47都道府県で、セルフ健康チェックを届けられる仕組み(人やロジ、感染管理など)ができました。大阪事務所の立ち上げも安定してきました。
在宅医療は、訪問看護ステーション管理者とメンバーの間に組織の中軸であり、関節のような役目となる、リーダー制度(チーム制度)ができ、大規模経営の仕組み(人材管理、クライアント管理など)ができました。
■広報やブランディング
全国出張健康チェックなら「ケアプロ」、新卒や総合訪問看護ステーションなら「ケアプロ」となってきましたが、引き続き、世の中に価値があって、独自性の高いブランドを、どのように構築していくのかを考えています。
予防医療では、単に検査するのではなく、健康サイクルをまわすことをイメージしてもらえるようにしていくことが課題です。
在宅医療では、2025年問題の先を考えたMVVの再定義をしましたので、次代のモデルを明確に伝えていくことが課題です。
■経済性
お陰様で、12年連続で増収となり、今期は最高益となりました。
ケアプロの各事業部では、事業部採算性で、管理部門への内部取引を納めた後に残る営業利益ベースで3%、5%の上ブレ分を原資の主要因としています。
来期の制度改定では、内部取引を下げ、子会社化を進め、経常利益ベースの原資として、さらに賞与分配しやすくします。
■管理体制強化と子会社化に向けた取り組み
新たに女性管理部長が就任し、内部統制のプロの支援のもとで、規程整備やワークフロー、人事労務経理総務等のシステム導入を進めています。
ケアプロでは各事業部が会社として運営していけるようにすることを目論んでおり、事業部と管理部門(プラットフォーム機能)で連携しながら、準備が進んでいます。
■新規事業
交通医療の事業部が設置されました。
人のご縁の連続で、新規事業に関わる看護師や保健師、デザイナー、学生インターン、システム開発のプロダクトオーナー、カメラマンなどが加わることになりました。
予防医療事業部の営業ノウハウや在宅医療事業部の現場ノウハウなど、全社の経営資源があることで、通常は立ち上げに時間や労力がかかるところが、スピーディーに立ち上がっています。
5年後までの戦略や事業計画、成功要因を緻密に描きつつも、やってみなければわからない状況のため、様々な機会や可能性を嗅ぎ取りながら、慎重に、小さいPDCAを回しています。
私も、久しぶりに現場に出て、COPD、心不全、ALSの方々と接点を持ち、現場で本当に必要かつ十分なイノベーションを起こしていくことを楽しんでいます。
■労務
産休育休復帰が5名いました。
事業部長やマネジメント職の半分以上が女性ということもあり、管理職も安心して子育てできることが当たり前になってきました。
産業医の先生にはお世話になり、45時間・80時間の時間外労働への対策等をサポートいただいています。
■人事
今期も人事制度の改定をし、増設や改定を行いました。70歳までの定年制、役職手当、賞与、退職金、人材モデル、家賃補助、土日祝日手当など。
また四半期ごとのMVV表彰は、MVVに活躍した社員のナレッジシェアが大変勉強になり、組織内でのノウハウ蓄積と共有に大きく貢献しています。
■税務
税務署対応は無事に終わり、税務署担当者の生活習慣病相談を逆にされました。
役員の事前確定届出給与の活用などもしました。
12年目も沢山の学びがあり、充実の一年となりました。
失敗も成功も、常に、原因があり、そこからの学びを大切に、13年目も良い一年にしていけたらと思います。
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なお、今回のイベントにも、ケアプロ訪問看護利用者であり、介護業界で活躍している、でぃぐにてぃ吉田さんが参加されます。
是非、多くの方々に、お越し頂ければ幸いです。