HbA1cが高いってどういうこと?

公開日:2021/08/04  最終更新日:2023/10/17

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)って何?

HbA1cをご存知でしょうか。特定健康診断で測定したことのある方やご家族の方が話をしているのを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

 

HbA1cとは、「赤血球中のヘモグロビンという色素とブドウ糖が結合したもの(糖化ヘモグロビン)が身体にどれくらいあるかを示した割合」で、糖尿病の診断指標の1つです。

ヘモグロビンとブドウ糖が結合してしまう原因は、普段の血糖値が高い傾向にあることが考えられます。

 

検査としては、「すべてのヘモグロビンの内、何%がブドウ糖と結合しているか」をみています。

上述のように、血糖値が高い傾向にあるとHbA1cの値も高くなります

逆に言えば、1~2か月の血糖値の状態を反映するとも言えます。

 

HbA1cが高いとはどういうこと?

では、このHbA1cの値が高いということはどんなことを意味するのでしょうか。

 

<HbA1cの値が高い場合>

  • 運動不足
  • 糖質の摂りすぎ 等

 

著しく高い時には下記も考えられます。

  • インスリンの分泌不足
  • 細胞のインスリン抵抗性の増大

 

ここでインスリンの役割について簡単に説明いたします。

 

インスリンはすい臓から分泌される、血糖値を一定に保つホルモンです。すなわち、細胞の表面にあるインスリン受容体に働きかけ、血液中の余分なブドウ糖を細胞の中に移動させているのです。

(インスリンが鍵、インスリン受容体がドアの鍵穴イメージです)

 

ですので、インスリンの分泌が不足(鍵が足りない)、もしくは細胞のインスリン抵抗性の増大(ドアの鍵穴が詰まっているイメージ)していると、血糖値が高くなり、HbA1cも高くなるのです。

 

また、HbA1cの基準値(人間ドック学会)は以下の通りです。

 

基準範囲 要注意 要受診
5.5以下 5.6~6.4 6.5以上

 

HbA1cが高い方、あるいは血糖値が高い方、あるいはこれらに併せ、糖尿病の症状(喉が乾く、尿の回数が多くなった、眼がかすむ等)に心当たりのある方は、医療機関での早期の受診をおすすめいたします。

 

病院ではHbA1cの他に、空腹時血糖値測定や随時血糖値(食事と採血時間の関係を問わないで採血した血糖値)測定、場合によっては75g経口ブドウ糖負荷試験(※)が行われます。

 

※75g経口ブドウ糖負荷試験・・・75gのブドウ糖を口から摂取し、その2時間後の血糖値を                 測定します。

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