糖尿病の検査ってどんなもの?
公開日:2021/09/28 最終更新日:2023/10/18
糖尿病は自覚症状がないことが多く、「疲労感」「手足のチクチク刺すような痛みがある」「頻尿」「目がかすむ」「傷が治りにくい」などの症状がゆっくりあらわれます。
特に生活習慣に由来する「2型糖尿病」はゆっくり進行する傾向にあります。
思い当たる症状があったら、医療機関を受診しましょう。
糖尿病の検査項目
ヘモグロビンA1c(HbA1c)
過去1~2ヵ月間の血糖の状態を示す値
早朝空腹時血糖値
早朝に(8時間以上の絶食後)採血したときの血糖値
75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)
75gのブドウ糖水などを飲み、その2時間後に採血したときの血糖値
糖尿病の判定基準
- 朝の空腹時血糖値 126mg/dL以上
- 75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値 200mg/dL以上
- 時間関係なく測定した血糖値 200mg/dL以上
- HbA1c 6.5%以上
判定基準 | 判定 |
---|---|
1~4のいずれかが確認された | 糖尿病型 |
1~3のいずれかと次のいずれかの条件が満たされた
|
糖尿病と診断 |
1~3のいずれかと4が確認された | 糖尿病と診断 |
※糖尿病の典型的な症状とは、口渇、多飲、多尿、体重減少など
糖尿病型の場合は、再検査を行い、その際に再び血糖値やHbA1c基準値を超えた場合「糖尿病」と診断されることがあります。
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