肝機能を改善するには?どんなことをすればいい?

公開日:2021/10/31 

肝機能とは、肝臓の働きのことです。

肝臓には主に以下の働きがあります。

・食事で摂取した栄養を蓄え、身体を動かすエネルギーにしたり、タンパク質を合成する

・老廃物や身体に良くない物質を解毒し、尿などと一緒に体外へ排出する

・脂肪やタンパク質の消化に必要な胆汁を作る

 

肝機能検査と病気

肝臓の働きを調べる検査には、血液検査、超音波などの画像検査、肝臓の組織を採取する肝生検があります。

通常の健康診断では、血液検査でAST・ALT・γ-GTPの値を調べます。これらは肝臓などの臓器にある酵素です。肝臓などの臓器が障害されると、血液中に酵素が流れ出すため、値が高くなります。

 

AST・ALT・γ-GTPの値が高い原因は、急性肝炎・慢性肝炎・アルコール性肝炎・脂肪肝・肝硬変・心筋梗塞・胆道炎・総胆管結石などの病気や、アルコールの過剰摂取・薬物摂取が考えられます。

 

肝臓は悪化が進行するまで症状が出にくい臓器です。急性肝炎等で症状が出たとしても、倦怠感や発熱など風邪と似ているため、放置されることが多くなっています。

悪化すると、肝炎から肝硬変や肝癌に進行し、足などがむくむ浮腫や、皮膚などが黄色くなる黄疸、腹腔に体液が溜まる腹水など、深刻な症状が現れます。

 

肝機能の改善

肝機能の異常の原因は様々で、全て改善できるわけではありません。

しかし、脂肪やアルコールによる肝臓の病気は、食事や運動の改善により防げます。

 

食事は、以下を心掛けましょう。

・主食、主菜、副菜を揃える

・必要量や必要カロリー以上食べない

・野菜、きのこ類、海藻類など、ビタミンとミネラルを豊富に含む食材を積極的に食べる

・野菜など、食物繊維が多い物を積極的に食べる

・魚介類、肉類、大豆製品、卵など、良質なタンパク質を食べる

・油や塩分が多い、ウインナーやベーコンなどの加工品は摂取量を少なめにする

・休肝日は週に2日は設ける

 

運動は、以下を心掛けましょう。

・運動習慣を身に付ける

・ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行う

・週3回以上、1回20分以上の運動を行う

・運動前後にはストレッチを行い、怪我を防ぐ

 

まとめ

上記の食事と運動は、継続が一番大切です。

まだ肝機能に異常が無い方でも、食事内容に不安のある方や、運動習慣がない方は、上記の内容を参考にしてみてください。

 

健康診断などで、肝機能検査の値が悪かった場合には、まず医師の診察を受けましょう。早期治療により、病気の進行が遅くなります。

他の病気や症状がある方は、医師などの専門家に相談をしてから、生活習慣を改善しましょう。

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