肝機能のγ-GTPってどんな項目?何がわかるの?

公開日:2021/11/17 

そもそも肝臓の働きとは

肝臓の働きは主に3つあります。

「つくる」「ためる」「すてる」です。

「つくる」とは、人間は食物を食べ、小腸から栄養を吸収し血液で肝臓へ運びます。肝臓ではその栄養からたんぱく質や、糖質、脂質、ビタミンやミネラルなど身体に必要なものをつくります。

「ためる」とは、糖分をグリコーゲンとして溜めておき、血液中の糖分が減少し必要になると取り出して使います。

「すてる」とは、例えばアルコールや薬物を処理し、無毒化して身体の外に尿などとして排泄します。

これらの機能がなくなると、栄養素を作れなくなり、栄養不足状態になったり、有害物質が溜まり続け、身体に悪影響を起こします。

重要なことの例えとして「肝心(心は「腎」の場合のあります)かなめ」という言葉があります。肝臓は身体の中でとても重要なことからこの言葉がつくられたともいわれています。

さて、今回は肝機能の検査のうち「γ-GTP」について説明します。

γ-GTPとは

「γ-GTP(がんま じーてぃーぴー)」とは肝臓や胆管の細胞に含まれる酵素で、通常は血液中に存在しません。

肝臓や胆管が何らかの原因で壊れると血液中の濃度が高くなります。

通常は50:IU/L(1L中の国際単位で表記)未満です。50~100IU/Lは要注意、100IU/Lは要受診です。(人間ドック学会より)

高くなる原因として多いのは脂肪肝です。特にアルコールを飲む中年男性の場合、飲み過ぎによるアルコール性脂肪肝が問題になります。その評価指標として、γ-GTPが重要です。γ-GTPはアルコールで上がりやすいので、要注意範囲の方はアルコールを減らすよう意識してみましょう。

アルコールを減らしてγ-GTPの値に注意しよう

γ-GTPは健康診断等で測定することも多い項目ですので、値が高く、アルコールを飲む習慣がある方は、量を減らす工夫をしてみてください。生活に思い当たる原因がない方は、一度医師にご相談ください。

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