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ケアプロ代表“川添高志”のブログ

目前の課題は氷山の一角

台風の夜、自宅に帰ってきたと思ったら、自宅前の駐車所に、おじいさんが倒れていた。

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「大丈夫ですか?」と声をかけると、顔を上げるおじいさん。杖があり、缶ビールの入ったビニール袋、洋服はみすぼらしい、傘も持っていない。

「家はどこですか?」と聞くと、歩いてすぐのところだった。「一緒に歩いていきましょう」と伝えても、「大丈夫だから、ほおっておいてください」と言う。聴けば、糖尿病を患い、独居。うつ傾向。失禁していて臭い。

「ここにいるのは危ないので、家に帰れないのでしたら、救急車を呼びましょうか?」と伝えるが、首を縦に振ろうとはしない。通りがかった女性の方にも手伝ってもらい、肩と腰を持ち上げて、なんとか自宅まで歩いて連れて行った。何度も、「申し訳ありません」とこぼし、自宅の玄関で土下座された。

マンションの管理組合にも入っておらず、介護サービスも活用できていない。社会的孤立であり、孤独死のリスクを肌で感じた。

目前の課題は氷山の一角である。

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“目前の課題は氷山の一角” への2件のフィードバック

  1. 三嶋 彰 より:

    印刷会社で属しておりますがヘルスケア事業に携わっております。
    御社がTVで紹介されていたのを思い出し、本ブログを拝見いたしましたが非常に切ない記事で、コメントを記載せずにいられませんでした。
    昨今、報道では医療費の抑制ばかりを厚生労働省を含め各社が報道されてますが、糖尿病の重症化予防が最近になって特にに言われております。
    私は糖尿病の重症化予防(透析移行阻止)を目的とした食事指導向けサービスの責任者をしております故、糖尿病というワードに単純に反応して本ブログを読まさせていただきましたが、社会的孤立については非常に心が痛みました。
    厚生労働省・経済産業省様とは仕事の関係上、会話させていただくことがございますので、担当省ではないと思いますが、このような実態を伝え、何かしら策を講じていただければと強く感じました。
    以上、突然の長文で誠に申し訳ございませんでした。

    • carepro_staff より:

      三嶋様

      ご丁寧にコメントいただきまして誠にありがとうございます。

      ブログでの課題の共有が、三嶋様をはじめ、
      様々な方のお力添えを得て、
      少しでも解決につながれば幸いです。

      行政や民間、地域住民などの垣根を超えて、
      課題解決に向けた取り組みが進んでいきますように。

      川添高志

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