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公開日:2024/01/19

ケアプロ通信

【ケアプロ通信vol.136】「令和6年能登半島地震 被災地支援」

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+‥‥‥‥I N D E X‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
【1】 代表
   「能登半島地震レポート ~3つの特徴と対応~」
【2】 予防医療事業部
   「検体測定室の開設・運用のノウハウ提供を行いました。」
【3】 交通医療事業部
   「令和6年能登半島地震 被災地支援」
【4】 安全医療事業部
   1)ブラインドサッカーを通じた地域共生社会づくり
   2)車いすバスケットボールの普及に向けて無東西
【5】 ケアプロ在宅医療株式会社
   「2025年3月卒 看護学生対象 新卒就職説明会を開催します」+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
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+‥‥‥‥代表からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

「能登半島地震レポート ~3つの特徴と対応~」

1月3日より4日間、看護師2名で民間救急車両で北陸へ行きました。

輪島の避難所で、健康状態を把握する中で、
・肺炎疑いの方の発見→医療機関へ搬送
・脳梗塞、糖尿、圧迫骨折後の方の発見→ハイリスクとして共有
など、一人一人看ていくことが大事でした。

今回の特徴は、
1,被害特性:北部に避難者95%集中かつ避難所400以上に分散
2,地理要因:南部のみの支援ルートで渋滞(しかも悪路)
3,季節要因:元旦に発生し、3.11より2か月以上の冬(雪も)

1月14日からは珠洲へ。
発熱等の患者を医療機関に福祉輸送し、
避難所での感染拡大を予防し、
消防の負担を減らすことがミッションです。

初日から、在宅避難者の通院を保健師から依頼され、
インフルエンザ患者の搬送を避難所から依頼され、
次の日は珠洲から金沢の病院搬送を依頼されました。

避難者の方との会話の中では、
隣人がなくなったことに涙されたり、
1週間以上入浴しておらず着替えを確保するニーズがあったり。

タッチポイントを大切にし、自治体やDMAT、日赤、保健師等と
連携して、凌いでいきたいです。

+‥‥‥‥予防医療事業部からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥+

「検体測定室の開設・運用のノウハウ提供を行いました。」

検体測定室とは、指先からの微量採血で、その場で検査結果を知ることができる場所のことです。
ケアプロ中野店(※現在閉店)は、検体測定室第一号として厚生労働省に登録されました。
それから商業施設や企業の会議室等でのイベントを含め、
ケアプロが開設した数はおよそ590件にのぼります。

その中で検体測定室の開設ノウハウやイベント等における安全な血液検査の実施・運営の実績がございます。
今回、地方で健康経営支援を行っている企業様より、
健康経営支援の一環で検体測定室を活用したいというご希望があり、
検体測定室の開設のノウハウを提供することになりました。

具体的には、下記のような方法でノウハウ提供を行いました。
①オンラインにて検体測定室を運営する際に留意すべき事項をガイドラインに沿ってご説明
②検体測定室(弊社事務所内)にて、機械の操作や採血方法をレクチャー、実際に練習をしていただく

今回は検体測定室の開設や、運営にあたるノウハウ提供でしたが、
内臓脂肪測定等の血液を採取しない検査のノウハウや、看護師・臨床検査技師の知識・技術を
提供することも可能です。

定期的に血液検査を実施できる場所をつくり、地域の健康サポートを担いたい薬局・ドラッグストア様や、
健康経営のための一つの手段として活用したいという企業様は、お気軽にご相談ください。


▲弊社内で、実際に血液検査を体験してしていただきなら、レクチャーしている様子

+‥‥‥‥交通医療事業部からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥+

「令和6年能登半島地震 被災地支援」

ドコケア民間救急の車両で1月3日より石川県輪島市へ行きました。

代表からのメッセージにもありますが、1月1日に発生した地震の
被害が大きく、先発隊から医療・人的資源の要請を受けて、
ドコケアの車両で能登半島に向かいました。

被災地は凄まじい状況で人も物も足りておらず、統括医師の指示
のもとで、医療従事者が誰も入っていない避難所を巡りました。
数百名の避難者の状況把握を行い、現地統括医師への状況報告
を行いました。

継続して現地の部隊と連携し、ドコケアが持つ移動支援の
ナレッジを活かすべく、14日から再度珠洲市へ向かいます。
活動としてはボランティアチームで動き、移動に困った方々を
無償でサポートするカタチで実施します。

その他、民間のボランティアだからこそできるサポートを
最大限実施し、一日でも早い復興の一助になれるように致します。

+‥‥‥‥安全医療事業部からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥+

1)ブラインドサッカーを通じた地域共生社会づくり

ブラインドサッカーのトップリーグで、救護運営をしました。

会場では、試合の観戦はもちろん、
ブラインドサッカー体験やロービジョンフットサル体験など、
様々な企画があり、色々な人が混ざりあう場となっていました。

キッチンカーの種類も豊富なので、より多くの方に
気軽に参加していただけるといいな、と思います。

詳細はこちら

2)車いすバスケットボールの普及に向けて無東西

車いすバスケで有名なチーム「神奈川VANGUARDS」の
ホームゲームにおいて
ALL SPORTS NURSEが救護運営をしました。

車いすバスケは、まだリーグ戦がなく、
東も西も関係なく、業界を創っていくステージ。

今回、西日本王者の伊丹スーパーフェニックスと対戦。
躍動感あふれるプレーの数々で、
満席の会場は大盛り上がりでした!

そして、相手チームが3ポイントシュートを決めると
拍手がおこるなど、温かい雰囲気がありました。

詳細はこちら

+‥‥‥‥ケアプロ在宅医療株式会社からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥+

「2025年3月卒 看護学生対象 新卒就職説明会を開催します」

ケアプロ訪問看護ステーションでは、2015年から
新卒から訪問看護に挑戦するキャリアを支援しています。
既に多くの新卒訪問看護師が、利用者様への看護実践を行っています。
そして、新卒から訪問看護にチャレンジした新卒訪問看護師が
プリセプターやリーダーナースとなり、新しく入職する看護師の
育成・支援に関わっています。

ケアプロの教育の合言葉は、「共に学び、共に育つ」です。
教える、教えられるという関係でなく、共に育つ風土を大切に
教育活動に取り組んでいます。
今回行う新卒就職説明会では、
ステーション所長や新卒訪問看護師らから
実際の訪問看護の様子や職場風土、教育体制など
についてお話いたします。

開催日程や場所、開催方法、参加申込はこちらをご覧ください。

関心のある看護学生の皆さん参加をお待ちしております!