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公開日:2022/11/15

ケアプロ通信

【ケアプロ通信vol.122】内閣府規制改革推進会議での提言~訪問看護の薬剤配置~

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+‥‥‥‥I N D E X‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
【1】代表 川添高志
内閣府規制改革推進会議での提言 ~訪問看護の薬剤配置~
【2】 予防医療事業部
1)大津市でのがん検診受診率向上の取り組みに寄与
2)検査機器レンタル好評実施中!
【3】 在宅医療事業部
1)「おうちで暮らすガイドブック」の分担執筆を担当しました!
2)放送大学の在宅看護論の撮影に参加しました!
【4】 交通医療事業部
1)トヨタ財団国内助成プロジェクトに「まちモビ」が採択
2)ドコケアが「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」に採択
3)国立競技場での救護
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+‥‥‥‥代表 川添 高志からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

■内閣府規制改革推進会議での提言 ~訪問看護の薬剤配置~

11/7に開催された規制改革推進会議において、
「訪問看護ステーションに配置可能な薬剤の対象拡充」に関する提案をしました。

現状は、浣腸液や消毒液などの配置に限られており、
被覆剤や緩下剤、鎮痛剤、抗生剤、軟膏、抗不安薬、止痢剤、目薬・眼軟膏、
湿布、利尿剤、抗けいれん剤、抗精神病薬、高カロリー輸液などはありません。

しかし、令和元年9月の訪問看護利用者847,415人のうち医療処置を受けたのは、
521,781人(61.5%)でした。

特に、早朝や夜間、土日、緊急時、災害時などには、迅速に対応できるとよいです。
しかし、褥瘡処置のために必要な薬剤手配が遅れて創部の範囲が拡大したり、
肺炎に対する抗生剤投与が遅れたりという事例が発生しています。

「病棟のナースステーション」にはあるのに、
「地域の訪問看護ステーション」にはないものばかりです。

多様な利害関係者の方々とともに、
在宅療養者にとってよりよいインフラをつくっていけるとよいです。

詳細はこちら

<追伸>
11/19(土)20(日)に第12回日本在宅看護学会学術集会を開催します。
多くの方にご参加いただけるのを楽しみにしております。
https://zaitakukango12th.com/

+‥‥‥‥予防医療事業部長 大関 夏子からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥+

1)大津市でのがん検診受診率向上の取り組みに寄与

大津市では令和4年度に小規模事業所のがん検診の受診率向上のため、
該当企業へのヒアリングと共にアンケートの実施に取り組まれています。
一般社団法人日本開業保健師協会が受託し、ケアプロ保健師もその一助として
対応させていただいています。
事業所の代表者に訪問もしくはwebでヒアリングを実施しています。
今回の取り組みのように、産業保険や健康経営の推進でお困りごとがあれば
一度ご相談ください。
「健康経営は何から始めたらいいかわからない」
「そもそも健康経営ってなに?」
「自社が抱えている健康課題はどこなのか知りたい」など、
幅広い疑問や不安点をお聞かせいただき、
一緒にクライアント様の抱える健康課題を改善していきます。

2)検査機器レンタル好評実施中!

大手の総合電機メーカー様より、10月1日~10月31日の一か月間のレンタルを
ご依頼いただきました。
ご依頼者様は「特定保健指導の実施率を向上させたい」という目的があり、
保健指導の面談時に簡単に測定できる検査を実施することで、
対象者により興味を持ってもらう、面談に積極的に足を運んでもらう目的で
ご活用いただきました。

厚生労働省より2022年6月2日に公表された特定保健指導の実施状況を確認すると、
2020年度の特定保健指導の対象者は約522万人、特定保健指導を終了した方は
約119万人となっており、特定保健指導の実施率は22.7%という現状です。
特定保健指導実施率の向上が課題として挙げられています。
今回ご依頼いただいたように、検査機器を活用することでより効果的な指導に
つなげることができます。
「特定保健指導に足を運ぶ動機付けに使ってみよう」という方がいましたら是非とも
お気軽にお問い合わせください。
(特定保健指導自体も承ることが可能です。)


▲レンタルご依頼お待ちしております!

+‥‥‥‥在宅医療事業部長 金坂 宇将からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥+

1)「おうちで暮らすガイドブック」の分担執筆を担当しました!

訪問看護ステーションHUG の管理者 高野典子が
病気を持つ子供と家族のための「おうちで暮らす」ガイドブックの
分担執筆を担当させていただきました!
病気や障がいをもつ子どもと家族の「おうちで暮らす」と一緒に
伴走し支えるための様々な知識や技術やコツが詰まっています。
ぜひ、ご覧いただけますと幸いです。

訪問看護ステーションHUGと一緒に活動するケアステーションHUGでは、
医療的ケア児、障がい児をケアするケアスタッフ(ヘルパー)を募集中です。
興味のある方はぜひ実際の現場を見に来てください!

HPはこちら、見学エントリーはこちら

2)放送大学の在宅看護論の撮影に参加しました!

ケアプロ訪問看護ステーション東京 中野ステーションの所長である
内田繭子が、放送大学の在宅看護論の中で現場実践者の立場から
出演させていただくことになり、先日撮影をしました!
2023年度からの授業で使われるとのことです。

本格的な撮影は初めての経験で、とても疲れたようですが、
初めて訪問看護を受け入れる利用者さんたちの気持ちを学ぶ
機会にもなったとのことでした。

自身の経験を振り返り、仕事の姿勢を学ぶことも大切です。

+‥‥‥‥交通医療事業部長 川添 高志からのメッセージ‥‥‥‥‥‥‥+

1)トヨタ財団国内助成プロジェクトに「まちモビ」が採択

ケアプロでは、リハラボや町田ハンディキャブ友の会、
町田市交通事業推進課、町田市南第3高齢者支援センター、
町田市社会福祉協議会と、まちモビ推進チームを結成し、
町田みんなのお出かけモビリティネット「まちモビ」を運営しています。

この度、トヨタ財団国内助成プロジェクトにおいて「まちモビ」の取り組みが
採択されました。

まちモビ https://machi-mobi.com/
詳細はこちら

2)ドコケアが「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」に採択

ケアプロでは、京王電鉄と連携して、交通弱者の方のモニター検証によって、
鉄道移動とドコケアサービスを組み合わせた外出ニーズの把握を行います。

京王沿線での「ドコケア」普及推進による、「交通弱者の外出機会向上」、
ひいては「沿線の価値向上」を目指してまいります。

詳細はこちら

3)国立競技場での救護

2022年10月9日(日)、国立競技場にて、
「クリアソン新宿 vs 鈴鹿ポイントゲッターズ」が行われ、
サッカーナースがイベント救護を実施しました。

鈴鹿ポイントゲッターズには、
「キングカズ」こと三浦知良選手が在籍していることもあり、
観客数は、JFL史上最多の16,218人を記録しました。

当日、救護対応がありましたが、大きな事故なく、
無事終えることができました。

詳細はこちら